
レンボキサント(デエビゴ)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
レンボレキサント(デエビゴ)はオレキシン受容体のアンタゴニストであり、オレキシンを競合的に阻害するオレキシン受容体拮抗薬です。
本邦ではスボレキサント(ベルソムラ)に次いで2つ目のオレキシン受容体拮抗薬となりました。
オレキシン...

リスペリドン(リスパダール®)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
錠剤、液剤、細粒、注射と剤形が豊富で、臨床では適応のある統合失調症だけでなく、認知症の周辺症状やせん妄に対しても使用されているため、いろいろな場面で処方されているのを見るのではないでしょうか。ここでは、リスパダールの内服薬(錠剤、液剤、細粒...

ブレクスピプラゾール(レキサルティ®)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
本記事では新しい作用機序の抗精神病薬であるブレクスピプラゾール(レキサルティ®)について解説していきます。
特徴
・作用機序はSDAM(セロトニン-ドパミン アクティビティ モジュレーター)という非定型抗精神病役のなかでも新しい作用機序...

ブロナンセリンテープ(ロナセンテープ®)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
抗精神病薬初の貼付剤であるロナセンテープについて、解説していきます。相互作用をあまり気にしなくていいことや、血中濃度の安定といった面が貼付剤の大きなメリットに思いますが、統合失調症という疾患を考えると、薬剤の管理としては飲み薬よりも一手間か...

ボルチオキセチン(トリンテリックス®)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
本記事では抗うつ薬として2019年9月に本邦で承認されたボルチオキセチン(商品名:トリンテリックス)に関して解説していきいます。
今までの抗うつ薬とは作用機序が異なり、セロトニン再取り込み阻害作用に加えて、
セロトニン受容体調節作用...

【貼付剤】リバスチグミンの特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
抗認知症薬の貼付剤であるリバスチグミン(イクセロン®、リバスタッチ®)についてお話していきます。
特徴
貼付剤であり、内服困難な場合でも投与可能な抗認知症薬です。
経口剤(錠剤)と比較して消化器症状は少ないとされています。貼付剤で...

クエチアピンフマル酸塩徐放錠(ビプレッソ)の特徴、使用上の注意点、作用機序や指導のポイント
ビプレッソは統合失調症、双極性障害、うつ病などに使用されるクエチアピンフマル酸塩の徐放性製剤で、双極性障害のうつ症状の改善の適応のみ取得しています。
1日1回就寝前に服用し、クエチアピンと同様に糖尿病の患者、糖尿病の既往歴のある患者に...

メマンチン(メマリー)の特徴、使い方や注意点、作用機序や指導のポイントについて
認知症治療薬は大きく分けるとコリンエステラーゼ阻害薬とNMDA受容体拮抗薬の2種類に分けられますが、今回はNMDA受容体拮抗薬であるメマンチン(メマリー)についてお話しします。
特徴
・中等度、高度のアルツハイマー型認知症に使用される
...

認知症の病態生理と薬物療法を周辺症状の治療も含めて解説
概要
認知症は脳の障害によって生じ、障害を受ける脳の部位が徐々に広がっていくことで症状が重くなっていく。認知症にはアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉型認知症などいくつかのタイプがあり、この中で最も多いの...

アトモキセチン塩酸塩(ストラテラ)の特徴、使い方や注意点、作用機序、指導のポイント
ここでは、注意欠如・多動症(AD/HD)の治療薬として使用される、アトモキセチン塩酸塩(ストラテラ)に関する使い方から注意点、指導のポイントなどをご紹介していきます。
基本情報
効能・効果:注意欠陥/多動性障害(AD/HD)
用法: ...